性器カンジタ症の症状・検査・治療
genital-candidiasis性器カンジダ症について
女性に多い性器カンジダ症。常在菌が原因ですが、症状がある場合は治療します。
性器カンジダ症とは、「カンジダ」というカビの一種が原因となり、性器に炎症をおこす病気です。
女性に多く、腟や外陰に炎症が起こります。症状は、外陰部や腟のかゆみ、性交痛、排尿障害の他、ヨーグルト状、とうふ状、おから状のおりものが沢山でる、といった特徴的なものもあります。
男性が発症することは少ないのですが、ときどき、亀頭包皮炎として発症することがあります。
- カンジダは性感染症?
- カンジダは、もともと体内に存在することが多い菌で、必ずしも性行為で感染するものではありません。 カンジダが存在するだけなら、特に治療の必要はありません。カンジダが存在し、痒みやおりものの自覚症状、炎症がみられた場合に、カンジダ症と診断され、治療を行います。
- 発症のきっかけは?
- 風邪や疲れ、ストレスなどで免疫力が低下した場合や、抗菌薬(抗生剤)やステロイド剤などを服用した後に発症することが多いようです。
性器カンジダ症の検査について
腟ぬぐい液を顕微鏡で検査します。
オンライン可オンライン診療/自宅で検査できるメニュー
性器カンジダ症の治療について
<治療方法>
腟の中に入れるお薬やクリームで7日間治療します。
<料金の目安>
3,795円(税込)
※医師の治療方針によって、料金は変わる場合があります。
COLUMN尾上先生からのメッセージ
カンジダが住みにくい環境を
カンジダはカビの一種。ジメジメしたところを好みます。カンジダを発症したら、性器周辺の清潔を保ち、通気性の良い下着を着用するなど、カンジダが住みにくい環境を整えることも大切です。 ちなみに、男性にはカンジダ症は少ないですが、包茎の方の場合は、カンジダが増殖しやすい環境があるため、発症しやすいと言われています。