細菌性腟症の症状・検査・治療
bacterial-vaginosis細菌性腟症について
常在菌のバランスが崩れて、悪い菌が増える病気。おりものの変化に注意!
細菌性腟症とは、女性の腟内の菌(常在菌)のバランスが崩れて起こる病気で、おりものが灰色になったり臭いがしたりします。
細菌性腟症は、トリコモナスやクラミジアなどの性感染症とは違って、特定の菌が原因ではありません。 女性の腟内には、もともと様々な細菌がいて、悪い菌の侵入や増殖を防いでくれているのですが、ホルモンバランスの乱れや腟内の洗いすぎ、疲れなどによって菌のバランスが崩れてしまうと、悪い菌が増え、症状があらわれます。
COLUMN尾上先生からのメッセージ
約半数の人が症状を感じません
細菌性腟症は、腟内の細菌バランスが崩れて起こる病気ですので、性感染症ではありません。特徴的な症状は、おりものの変化ですが、約半数の人が症状を感じないと言われているので、注意が必要です。
特に妊娠中に細菌性腟症にかかると、流産や早産の原因にもなるので、ご心配な場合はぜひご相談ください。
細菌性腟症の検査について
腟ぬぐい液を顕微鏡で検査します。
- 検査の時期
- 普段は見られない菌が多いかどうかを検査します。 おりものの異変や臭いを感じる場合は受診してください。
オンライン可オンライン診療/自宅で検査できるメニュー
細菌性腟症の治療について
<治療方法>
腟の中入れるお薬で治療します。
<料金の目安>
6日分:2,400円(税別)