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梅毒の症状・検査・治療

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梅毒について

梅毒は診断が難しい病気
専門の医師に診察してもらうことが大切です

梅毒は、皮膚に症状がでる病気です。


ただ、ひとことで説明するのが難しいくらい、色々な症状があります。痛みのないしこりや、ピンク色のアザ、ブツブツなどの症状がありますが、他の病気の症状と似ていたり、感染していても自然に症状が消えてしまう場合があったりと、診断が難しい病気とされています。


また、最近まで梅毒患者がとても少なかったため、梅毒を診察したことがない医師が多い現状もあります。


梅毒は、治療すれば完治しますが、放置すると病気は進行しますし、大切なパートナーに感染させてしまうかもしれません。


性行為の後、しこりやぶつぶつなど皮膚の症状を感じた場合は、ぜひSTD専門の当クリニックへご相談ください

梅毒の検査について

診察をして、梅毒の可能性がある場合は、血液検査を行います。

血液検査では、「TP」と「RPR」の2種類の項目を調べて、以下のように感染しているかどうか を判定します。

RPR TP 判定
陰性(−) 陰性(−) 梅毒に感染していない
陽性(+) 陰性(−) 生物学的偽陽性
陽性(+) 陽性(+) 梅毒に感染している

梅毒治癒後の抗体保有者
陰性(−) 陽性(+) 梅毒治癒後の抗体保有者
検査の時期
感染初期の場合、TPの検査で陰性(-)という結果が出てしまう事があります。これは、血液中に梅毒の抗体ができるまでに、感染してから少し時間がかかるためです。検査を受ける場合は、感染の機会から6週間経過してから受けるようにしてください。

梅毒の治療について

飲み薬を服用します。お薬は、多くの場合はペニシリンを使用しますが、ペニシリン・アレルギーの患者さんには、他の薬を使用します。

治療の期間
梅毒は、症状の進行具合から4期に分けられます。それぞれの期に応じて、治療の期間は変わってきます。
  1. 第1期(感染して約3週間) : 2~4週間
  2. 第2期(感染して約3ヵ月): 4~8週間
  3. 第3期以降(感染して3年以上): 8~12週間
お薬が終わったら必ず受診してください
梅毒が治ったかどうかを調べるため、症状の持続や再発がないかを確認して、血液検査を行います。 血液検査では、RPRの値をみて治癒を確認します。TPは、一度梅毒に感染すると治療が完了しても陰性(-)にはならないので、治癒の判定には適しません。TPが陰性にならなくても、きちんと治療を行なって、完治が分かれば心配ありません。


COLUMN尾上先生からのメッセージ

梅毒患者数が急増しています

梅毒

最近、梅毒患者数が急増しています。特に若い女性で増えています。


急増の原因は分かっていませんが、注意したいのは、梅毒は「実は、みなさんが思っている以上にうつりやすい」ということです。


診察していてよくある話なのですが、梅毒の感染が分かった人から、「先生、セックスはしていません。なぜ感染したのでしょう?」と聞かれます。よくよく聞いてみると、「オーラルセックスはした」とのこと。


あまり知られていないのですが、梅毒はオーラルセックスでも感染します。

具体的には、梅毒の症状(しこり・あざ・湿疹など)が出ている場所に触れると感染することがあります。しかも、これらの症状は、性器周辺だけでなく、口の周りやのどの奥に出ることもあり、見た目ではとても分かりにくいことが多いのです。だから、「オーラルセックスだけ」でも感染するのです。

ぜひこれを覚えておいて、今後の予防に活かしてください。

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